ぽんにっき

ひがないちにち おしのことばかり

we never give up

 

 

BOYS AND MEN 10周年の記念アルバム

BOYMENtheUniverse が 1月27日に発売されました!

おめでとうございます🥰✨

 

BOYMEN the Universe(初回限定盤A)(CD+Blu-Ray)

BOYMEN the Universe(初回限定盤A)(CD+Blu-Ray)

  • アーティスト:BOYS AND MEN
  • 発売日: 2021/01/27
  • メディア: CD
 

 

リード曲の「どえりゃあJUMP!」はつんく♂さんのフルプロデュースです……ほんとに凄いことですね……。

どえりゃあJUMP!

どえりゃあJUMP!

  • BOYS AND MEN
  • J-Pop
  • ¥255



ボイメンファンには素敵な記事を書かれる方が沢山いらっしゃるので

素敵だなぁ、いつか私もチャレンジしてみたいと思いながらも

なかなかいいテーマが浮かばず考え込んでしまっていたのですが

ええい!このお祭りに乗じて、勢いで始めてしまえ!と、筆を執った次第です。

 

しかし、私には上手に作品の紹介をしたり考察したり……といったことをするにはまだ時間がかかりそうなので

とりあえず今回は手近な話題から、私が「BOYS AND MEN」のファンになった瞬間の話をしたいな〜と思います!

10分くらいで読める量かなと思うので、お時間ある方ぜひお付き合い下さい🥰

 

 

 

 

 

え?「ボイメン」って「BOYS AND MEN」の略なの?

 2012年の春、私は大学進学を機に、岐阜の田舎町から大都会名古屋へ移り住み、一人暮らしを始めました。バラエティとディズニーと邦楽ロックが好きな、どちらかと言えば少し流行に疎いタイプの大学生でした。

 そんな私の日常にさえも、「ボイメン」は少しずつ侵入してきていました。例えば、眠れない深夜に何気なくつけたテレビ番組に、友達と買い物に出かけて大須商店街で見かけるポスターに、そして友達のツイートやカラオケでの選曲に……。そうです、名古屋に住んでいたら、「ボイメン」は、私でさえ『あー!なんか……あのー……ご当地アイドルの子?だよね?』くらいの認識は出来るようになる程、とても身近な存在なのです。凄いですよねぇ。

 

 

 ある日、大学の同期から 「ねえねえ。今度、テレビの収録の観覧あるんだけど興味無い?」と誘われました。根っから田舎者の私は、え?!テレビの収録がある?!ケーブルテレビじゃなくて地上波?!都会!!!と心の中で大騒ぎでした。笑  

 二つ返事でOKし、わくわくして訪れたのはPARCOの東館と西館の間の建物の5階……そう、BMシアターと書かれたその場所で収録されていた番組こそが、東海テレビさんで深夜に放送されていたボイメンのコント番組、ボイボイ無限大だったのです。

 

 

 かくして私は「ボイメン」とは「BOYS AND MEN」の略であり、彼らはいわゆる「ご当地アイドル」ではなく「町おこしお兄さん」と自称している、ということを知りました。そして、そこで、彼に出会ってしまったのです……

 

 

「あの1万点の男の人誰?!」

 これは、収録終わりの私の第一声です。突如現れたのです、私の「理想の男性」……いや、「理想の存在」とも言える人物が。2次元にしか存在しえないと思っていた存在が目の前に。それが「BOYS AND MEN の赤色、辻本達規」くんでした。辻本くんのどこを好きになったのかという話を始めると小説が1本書けてしまいそうなので、今回は割愛します。

  この流れからお察しの通り、私は「ボイメンファン」と名乗るのは恥ずかしい程に「辻本くん単推し」状態で、ボイメンのことは「辻本くんが所属しているグループ」という程度の認識、という時期が結構長かったのです。

 

 

  さて、私がボイメンファン人生で最もついていると思っているのは、このボイボイ無限大の収録が2018年の夏にあったということです。つまり、もちろん、次の友達の誘いはこうです

 

 

 

「え!じゃあ、ナゴヤドームのライブ一緒に見に行こうよ!」

 

2019年1月14日。メンバーのデビュー当時からの夢であったナゴヤドームでのライブが開催されました。

 

 私が辻本くんに完全に落ち、BOYS AND MENのファンクラブに入った時期はちょうど、「ナゴヤドーム満員に向けて!」とメンバーもファンのみなさんも一丸となって、色々な宣伝活動をなさっていた時期だったのです。ちなみに、私は、当時も今も、ボイメン界隈のこういった「ファンもメンバーも一丸となって成功させよう!」という雰囲気がとても好きです☺️(あ、そういえば!今日もTwitterハッシュタグを付けてつぶやくと、メンバーから直接いいねが来るかも!?というとんでもないお祭りがありますね!!!!やらなきゃ!ですね!)

https://twitter.com/boysandmeninfo/status/1354730942724759553?s=21

 

 

 新規ファンの私は、「ドームかぁ!いいねぇ〜。ライブハウスも好きだけど、広い会場で見るライブってのもまた乙だよね〜🤤」くらいにしか思っていませんでした。しかし、辻本くんの事を調べてくうちに、ボイメンにとって、「ナゴヤドームでのライブ」がどれほど大きな大きなチャレンジなのか、ということが身に染みるようになってきました

 

 

 

「僕達は、ナゴヤドーム満員を目指しています」

 あの半年間で、何度水野くんのこの言葉を聞いたことでしょう。何度その横で頷くメンバーの真剣な表情や、丁寧に「お願いします」と頭を下げる姿を見たことでしょう。

 私が2018年の夏に取ったファンクラブの会員番号は1万2千番台で、ナゴヤドームのキャパシティは4万人でした。この数字だけでも、「ナゴヤドーム満員」というのが彼らにとってどれほど高い壁であったかということがご想像いただけるかと思います。

 

 

 しかし、そんなことは、彼らを支えてきたスタッフさんが、そして長く彼らを愛しているファンの皆さんが、そしてなにより本人たち自身が一番よく分かっていた事だと思います。それでも、彼らはナゴヤドームのライブ直前まで、それぞれの仕事をこなし、ライブの稽古をしながら、空いた時間を見つけてはチケットを手売りし、ポスターを貼らせてもらいに行き、街角でビラを配り続けました。

 ちっぽけな私はただただ祈りました。「どうか、彼らが。彼らと共に頑張ってる全ての人が、報われますように。」

 

 

 

祭のあと

 2019年1月14日。ナゴヤドームは大変な熱気に包まれました。3時間にも及ぶライブ、大きなステージ、広いドームを縦横無尽に走り回るメンバー。あまりにも幸せな幸せな時間でした。しかし、ナゴヤドームの客席は残念ながら、満席ではありませんでした。

 「彼らはベストを尽くした」 私はそう思いましたし、今もそう思っています。でも、無粋ながら私はその時思っていました。

 

 

『メンバーは、満員にならなかったことを、どう思っているんだろう?』

『夢は諦めなければ必ず叶う と 彼らはこれからも言い続けられるのだろうか?』

 

 

 私は、BOYS AND MENの「夢は諦めなければ必ず叶う」というスローガンに感動しながらも、まだどこかで、『現実は、いつまでもそうで居られない。所詮、現実世界の厳しさの前では綺麗事だ。』と思っていたのだと思います。努力や夢は美しいが、現実は想像をはるかに超えて残酷だぞ。ここは漫画の世界じゃない。気持ちの持ち方や努力だけで上手くいくほど甘くは無い、と。

 ……それは、他でもない私自身がずっとずっと、「それを受け入れることこそが、大人になることなのだ」と信じ、無理して飲み込んでいた、一種の呪いでもありました。

 

 

 

「次こそ、満員のナゴヤドームに連れていきます」

 悔しさはあるけど、俺たちは前を向いている。そしてまだ、満員のナゴヤドームへのチャレンジは続いている。

 言葉や伝え方は様々でしたが、メンバー全員が、同様の事をナゴヤドーム公演の直後ライブのMCやSNS等で発信していて、驚いたのを覚えています。辻本くんと平松くんのツーマンライブでは『今の気持ちだから。あんまり上手く歌えないけど、聞いて欲しい』と名古屋の大先輩SEAMOさんの曲を歌ってくれました

 

 

負けたら終わりじゃなくて やめたら終わりなんだよね

どんな夢でも叶える魔法 それは続けること

 

                                     -Continue/  SEAMO     

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 ああ、この人たちが、現実を見ていないなんて、どうして思ったんだろう。彼らは現実の残酷さなんて痛いほど身に染みていて、大きな大きな壁に行く手を阻まれて悔しい思いも沢山しているのだと、それでもまだ、俺たちは諦めないぞ、一緒に夢を見ようと言っているのだと、理解の遅すぎる私はこの瞬間にようやく気づいたのです。そして、それに気づいてから前にも増して、夢を語り、ひた走る「BOYS AND MEN」というグループが眩しく見えたのです。私の本当になりたい「大人」が見つかった瞬間でした。

 

 

 

10周年、そしてこれから

 あれから、更に2年が経過しました。どれだけ夢を声に出しても、どれだけ足を動かしても、現実は変わらず厳しいままで、時に高い壁となり、時に脚を絡めとる鎖となり、彼らの行く手を阻みます。

 そんな中でも、ずっと変わらず、ボイメンメンバーは「諦めなければ必ず夢は叶う」と信じ、ひとつひとつ、力を合わせながらその困難に打ち勝って来ました。そんな彼らをファンとして誇りに思います。

 

 これからも、幸せなことばかりではないと思います。辛いこと、苦しいこともきっとある。予想もしていなかった事態が起きることだって。それでも彼らは絶対に大丈夫、私はそう言いきれます。だって BOYS AND MEN は 夢を叶えるまで諦めないから。 ね、そうでしょ?

 

 

大丈夫。

 

あの頃追いかけてた夢も

きっと、次のJUMP!で

あなた達なら

今度こそ届くよ

 

We never give up –もう一度–

We never give up –もう一度–

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  • ¥255